写真日記帖 トップ > 第2期 日々の彩り[山田マチさん]

2009年10月08日
2009年夏のおわり、
愛知県某所で
「2009 なつの山田祭」
が大々的に開催されました。
愛知県じゅうの山田さんが一堂に会し、
というわけでなく、
電機店のセールでもなく、
自宅で勝手にやったわけでもなく、
我が祖母ヨシエが通うデイケアセンター
“やまだクリニック”の催しです。
“やまだクリニック”は、
親戚でもなんでもなく、たまたまです。
この高齢化社会、
たくさんのデイケアセンターが存在するわけですが、
ケアマネージャーさんから、
「ヨシエさんはここ!」
とあてがわれたのが、この“やまだクリニック”。
理由は名前ではなく、テンションの高さ、だそうで。
祭りのその日、
突然の訪問にもかかわらず、
職員さんはテンション高く迎え入れてくれました。
「山田さんのお孫さんですか!東京からわざわざ!どうぞどうぞ!
今日はお祭りなんですよ!みなさーん!山田さんのお孫さんですよー!
さあさあ、かき氷もたこ焼きもありますよ!どうぞどうぞ!
あ、これ輪投げの賞品です!あげます!いいんです!どうぞどうぞ!」
た、たかい。
老人たちは、よくわかってないながらも、
盆踊りをしたり、輪投げをしたりして、
半ば強制的に、しかし子供のように楽しんでいました。
老人の姿を子供に置き換えたら、
そのまんま保育園です。
天井には、、、
職員さんたちの
祭りに対する、なみなみならぬ意気込みが感じられます。
ワッショイワッショイという気持ちが溢れ出て、
ちょうちんにまで書かれています。
かき氷もたこ焼きもペロリと平らげるヨシエ。
盆踊りの中心で皆を先導しながら踊るヨシエ。
輪投げの賞品にぎらぎらとした眼差しを向けるヨシエ。
帰宅後、天に召されたかと思うほどグーグー眠るヨシエ。
ありがとう“やまだクリニック”。
老後もワッショイ。