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vol.02 呼吸ぴったり[浅田政志さん]

vol.02 呼吸ぴったり「記念写真は、家族の楽しい共同作業」(浅田政志さん)

TALK TO YOU 索引

  • [01 PAGE]撮りたいものが見えてきた
  • [02 PAGE]「浅田家」を楽しむ
  • [03 PAGE]もっと家族を極めたい
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[03 PAGE]もっと家族を極めたい

家族で“共同作業”をして写真を撮ることは、家族や自分を知り、生きていく意味を感じ取ること。そう確信した浅田さん。今、「浅田家」を撮りながら、家族写真を通じて新たな活動が始まっています。

もっと家族を撮ってみたい

写真集「浅田家」のその後は、どんな活動を?

兄が結婚して兄嫁が加わり5人になり、「浅田家 赤々・赤ちゃん」という個展を開きました。そこに赤ちゃんが加わって、さらなる展開が始まりそうです。
それと並行して、「他人の家族」の方も撮り続けています。

浅田政志さんの作品(1)

なぜ「他人の家族」写真を?

自分の中で家族というものにますます興味が湧いてきたんです。いろんな家族を撮ってみたい。今まで「浅田家」でやってきたことを、いろんな家族を撮らせていただいて、喜んでもらえればと思ったのが動機です。今、全国から160件ほど希望をいただいています。時間をかけて準備するので、撮れるのは1ヵ月で1~2家族ですが。

浅田政志さん

本気と本気の物々交換

「他人の家族」の写真は、どうやって撮るんですか?

まずは、そのお家へうかがって、家族みんなが揃っているところでお話を聞くんです。たいがい夕食の時間ですが。そこで、皆さん、何してるんですか?とか、どんな思い出がありますか?とかたずねたり、家族アルバムを見せてもらったり。そんなやりとりをしながら、その家族ならではの思いや記念が詰まった1枚を創り上げていくんです。
始めるまでは、呼びかけたものの、うまく撮れなかったらどうしようという不安がありました。ところが、実際に家族の中に入ってみると、最初はぎこちなく話し始めても、思い出話がどんどん止まらなくなって、あんなこともこんなこともといっぱい出てくる。

意外ですが、面白いですね!

僕という異質な人間が入ったことで、改めてお互いを再認識し合えるようです。準備でも、皆さん本気になってくれます。僕も、本気で取り組みたいから、この撮影には費用はいただかないんです。お金のやりとりがないぶん、撮られるご家族の方も真剣になる。本気と本気の物々交換から、その家族にとって特別な1枚をプレゼントできる。それが、すごく楽しくてやりがいを感じています。

「他人の家族」の作品が増えるにつれ、家族のことが大好きな家族が増えてくる…写真のチカラを再発見させていただきました。ありがとうございました。

One More Message「家族アルバムを大切に」

昔は、どこの家にもたいてい家族アルバムがありました。お父さんがカメラのシャッターを押し、現像してもらった写真をお母さんがアルバムに貼って、コメントを書いて。そのプロセスで家族であることを確認したり、やがて子どもが大きくなってアルバムを見たとき、両親の愛情を感じたり。家族で思い出を共有して確認できるものをちゃんと作っておくことは、家族の気持ちをひとつにつなげるためにも、とても大事だと思うんです。

浅田さんのお守り熊野大社のヤタガラス

カメラにつけている和歌山県熊野大社のお守り。今年、世界遺産の熊野古道へ行ったときに買いました。僕の肩にはカラスの彫り物があるので、「ご縁」を感じて購入。三本足のヤタガラスという神々のお使いです。

浅田さんのお守り熊野大社のヤタガラス

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