

山岳都市・ボマルツォは中世のたたずまい。見上げればまるでドラキュラ城のようなオルシーニ家のお城。
16世紀、この地の領主であったオルシーニ家のヴィチーノ・オルシーニが、愛する妻のために幻想的な庭園を作らせた。
やがて主の死とともに忘れ去られ、19世紀になってようやく修復整備の手が入った。
左のボマルツォの亀の写真から、右の松江・月照寺にある伝説の大亀の写真へ。
明治時代の文豪・小泉八雲が愛した月照寺へ一瞬、ワープして…

「誰かを探しているんだけど、永遠に会えない」 … これが僕のテーマなんです。
モノクロのページもきれいで、僕のテーマが1冊になったフォトブックができたと思います。
う~ん、なるほど。フォトブックで結ばれたボマルツォと松江。佐野さん流の場所や時間が交錯する1冊になりましたね!

撮影でローマと東京を何度も行き来した日々。ちょうどその夜帰国するというある朝早く、ブラッチアーノという湖べりのお城のある町を目指して佐野さんは出発した。
以前、列車の窓から見て、行ってみたいと思い、ようやく果たせた小旅行。その美しい街並み、静かに流れる時間とローマで心にとまったものを、1冊に。
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重すぎるほどの歴史が重なるイタリアという舞台で、人々は今という時をたくましく、したたかに、味わいながら生きている。
そんななか、佐野さんは移動サーカスのテント小屋に出会い、導かれるように入った。色とりどりの光に照らされて、猛獣使いやクラウンや空中ブランコ乗りが目を奪う。「まるでフェリーニの世界そのもの!」
佐野さんは今は亡きイタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニのめくるめく世界を満喫した。

1冊のフォトブックになると、映画を見ているようなストーリーが感じられますね。言葉を入れずに写真だけの構成ですが、これはまさにサイレント映画ですね。
写真の仕上がりは、モノクロ、カラーとも深みのある色合いだと思います。両面プリントだから、ページ数を減らせる意味でも有効ですね。ただ、鑑賞するときには、片面も、どちらもありだと思います。

仕上がったフォトブックは、写真の印画紙に近いイメージ。アルバムらしさが感じられる純朴さがやけに良かったです。
モノクロは元々の写真プリントのイメージと変わらず、美しいと感じたし、カラーの発色の良さも驚き。まさに写真プリントですね。両面プリントなので、無駄なく写真をおさめることができること、また、逆に真っ白なままのページも作れるその自由さがいいです。

今、子育て主婦層の30%しかアルバムを作っていないというデータがあります。子どもたちが大きくなっても、自分の思い出がないのはさびしい…。
フォトブックなら、デジタルのデータからそのまま作れるので今的なアルバムとして活用度が大きいのでは!
![refocus[+] 暮らしと、写真と。](/misc/ci.jpg)







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