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 > vol.01 写真と、暮らす。[井上陽子さん]

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[話し手]井上陽子さん(クラフト作家)

「私流・写真の楽しみ方」

時を経たものが持つ存在感を。クラシックな窓からの光がやわらかく差し込むお部屋には、アンティークの家具が、必要最小限だけ置かれ、とてもシンプル。自称「整理整頓魔」の井上さんは、どんな風に暮らしに写真を楽しんでいるのでしょう?

井上さんは、撮った写真をどのように楽しんでいますか?

左はジャバラ式写真集、右はブックカバー。雑貨とかの写真と洋書の古紙や外国のチケット、マスキングテープなどをコラージュして、写真に撮り、ジャバラ式の写真集にしています。もう30冊を超えました。一枚の連続した流れがあり、好きなように広げられるのがジャバラ式の魅力なんです。

お部屋には、撮った写真を飾ったりしない主義?

いや、飾っていますよ。フレームに入れて飾ることはないですが、気に入った写真を壁に、マスキングテープでピッと貼るんです。粘着力があるのに、はがしやすくて跡が残らないのでおすすめです。ちょっと貼ってみましょうか?

石造りのマントルピースの上に写真集を立てかけ、壁面にはお手製の写真を使った封筒を。トレーシングペーパーで手作りした封筒に、コピーした写真を入れると、印象が和らぎいい表情に。

この写真もアンティークですか?
色調が懐かしい感じで、いい雰囲気ですね。

自分で撮ったのをプリントして、コーヒー染めしたものです。クラフトの作家さんの間ではポピュラーな方法で、プリントしたりコピーした写真をコーヒーに浸けて染めるんです。水に弱い染料系のインクジェット式は不向きですが、それ以外なら写真店の銀塩写真でもできますよ。

プリントしてコーヒー染めした写真

浸けるって、本当にコーヒーの中へ?

コーヒー染めして、端をちぎった写真も。物語を感じさせ、見飽きない。そう、ジャボジャボッと浸けるんです。ものによって15分くらいから一晩まで。紙によってはふにゃふにゃになったり、銀塩写真は表面にひび割れができることもありますが、それも味。モノクロで撮った人や古い建物をコーヒー染めして、ちょっとこすったりすると、戦前写真のようで面白いし、変なシミができたりするのも、アナログならではの楽しみです(笑)。

教えちゃいます!TIPS

“マスキングテープ”活用法

とっても簡単で、デザインや写真関係の仕事では日常茶飯事に使われるテク。塗り壁などピンが使えないところにも、マスキングテープで貼っちゃえばいいんですね!
*表面がとっても繊細な場所には避けましょう。

STEP.1
マスキングテープで小さな輪をつくります。
STEP.2
輪をへしゃげて、貼りたい写真の裏面にくっつけます。
STEP.3
壁面の貼りたい位置に押しつけるだけ。

マスキングテープ活用の手順

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