
井上さんは、撮った写真をどのように楽しんでいますか?
雑貨とかの写真と洋書の古紙や外国のチケット、マスキングテープなどをコラージュして、写真に撮り、ジャバラ式の写真集にしています。もう30冊を超えました。一枚の連続した流れがあり、好きなように広げられるのがジャバラ式の魅力なんです。
お部屋には、撮った写真を飾ったりしない主義?
いや、飾っていますよ。フレームに入れて飾ることはないですが、気に入った写真を壁に、マスキングテープでピッと貼るんです。粘着力があるのに、はがしやすくて跡が残らないのでおすすめです。ちょっと貼ってみましょうか?

この写真もアンティークですか?
色調が懐かしい感じで、いい雰囲気ですね。
自分で撮ったのをプリントして、コーヒー染めしたものです。クラフトの作家さんの間ではポピュラーな方法で、プリントしたりコピーした写真をコーヒーに浸けて染めるんです。水に弱い染料系のインクジェット式は不向きですが、それ以外なら写真店の銀塩写真でもできますよ。

浸けるって、本当にコーヒーの中へ?
そう、ジャボジャボッと浸けるんです。ものによって15分くらいから一晩まで。紙によってはふにゃふにゃになったり、銀塩写真は表面にひび割れができることもありますが、それも味。モノクロで撮った人や古い建物をコーヒー染めして、ちょっとこすったりすると、戦前写真のようで面白いし、変なシミができたりするのも、アナログならではの楽しみです(笑)。
とっても簡単で、デザインや写真関係の仕事では日常茶飯事に使われるテク。塗り壁などピンが使えないところにも、マスキングテープで貼っちゃえばいいんですね!
*表面がとっても繊細な場所には避けましょう。
- STEP.1
- マスキングテープで小さな輪をつくります。
- STEP.2
- 輪をへしゃげて、貼りたい写真の裏面にくっつけます。
- STEP.3
- 壁面の貼りたい位置に押しつけるだけ。

![refocus[+] 暮らしと、写真と。](/misc/ci.jpg)







![[話し手]井上陽子さん(クラフト作家)](img/inoue_main.jpg)







