
京都市役所の西沿い、老舗やこだわりのお店が並ぶ静かな寺町通に、京都のおしゃれな女性たちに人気のお花屋さん「プーゼ」があります。
こちらは、雑誌「花時間」などでも活躍するフラワーアーティスト、浦沢美奈さんのお店。今回はお店とアトリエにおじゃまして、写真のお話をたっぷり伺いました。

浦沢さんの花のポストカードや著書は、浦沢さんご自身が撮影されているのですね!?
花は繊細で命が短いものだけに、アレンジしたときの姿を残せるのは写真だけなんです。最初はカメラマンの方に日を決めて撮影してもらっていたんですが、費用もたいへんだし、今これを撮りたい!と思うときでもあきらめるしかなくて。カメラのことはまったく分からない素人のまま、ずっと撮り続けてきたんです。

カメラをマスターされた過程も興味しんしんですが、今、どんなペースで撮っていますか?
ほぼ毎日!
朝7時頃から9時頃まで、途中子どもを学校へ送り出すので正味1時間くらいかな。前の晩に花材や器を用意しておき、パパッと手早くアレンジして、締切が近い日は36枚撮りで5本くらい、近頃はデジタルの一眼レフでも撮っています。犬の散歩やジョギングを日課にしている人と同じで、もう自分の生活の一部ですね。毎朝撮るので、季節の光の変化とか、気付くことも多いんです。
36枚撮り5本とはかなりの量ですが、もともとフィルム写真派ですか?
はい、それもずっとポジフィルム※で撮ってきました。プリントするときは、もうおつきあいの長い写真店にお願いしています。あるときキャンペーンとかで大きく引き延ばしてもらったら、それがすごくよくて!また別のキャンペーンで今度はパネル張りにしたら、それがまたよくて(笑)。それがきっかけで、ギャラリーを借りてアレンジ作品の写真展を開いたんです。
※ポジフィルム(リバーサルフィルム):
主にプロが使うフィルム。現像するとスライドとして鑑賞でき、ポスターなどクオリティが求められる印刷原稿に用いられます。

花以外にプライベートでは、どんな写真を?
旅の写真ですね。何でも吸収したいので、海外にはよく行きます。子どもと一緒のときもありますが、子どもはそっちのけで(笑)、お料理、小物、窓、ドア、お店…目に留まるものを朝から晩まで撮りまくってます。前回はポジフィルムをどっさりと、手軽なデジカメも持って行ったので肩がちぎれそうに重くて。どのカメラで行くかは次回の旅の課題なんです…。
プリントして自由にアレンジ
海外旅行の写真は、しまいこまずにプリントして楽しく飾りましょう。きれいな色にペイントした油絵のキャンバスに、写真や現地で買った布地を切ったもの、可愛いラベルやラッピングのリボン、小さなグッズなどを一緒に貼ります。見るたびに思い出して、何度も旅気分!

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