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 > vol.01 写真と、暮らす。[浦沢美奈さん]

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[話し手]浦沢美奈さん(フラワーコーディネーター)

「私流・写真の楽しみ方」

一流カメラマンから教わったこと。花を写真に撮るのがほとんど日課。本の出版、写真展、アトリエにもさりげなく浦沢さんの美しい写真パネルが飾られています。「カメラのことは分からない」という浦沢さんは、どうやって写真の腕を上げていったのでしょう?

先ほど最初はカメラマンに撮ってもらっていたと聞きましたが、自分で撮り始めたきっかけは?

アトリエで思い出の写真パネルを広げて。あるときそのカメラマンの方に相談したんです。それまで自分で撮っても、残しておきたくないような仕上がりにがっかりしていたので。すると、まずカメラを一眼レフで撮るようにと、女性にも写しやすいものを選んできてくれたのです。そして毎日、同じ時間帯、同じ場所で、ポジフィルムで撮るようにとアドバイスしてくれました。

ポジといえばプロの方が仕事で使うフィルムですよね。なぜ、ポジを?

著書とカード型のオリジナルカレンダー、愛用のカメラとポジフィルムって価格が高いですよね。
なので、しっかり考えて撮れよと(笑)。それまではむやみと枚数を撮っていたのが、慎重になりました。といっても最初は現像から返ってくると、真っ黒な失敗カットの連続で、見られる写真はポツポツとわずか。でも、プリントしたときの色や鮮やかにびっくりして!それからはもっと撮りたいという欲が出たんです。

浦沢さんが活躍されている雑誌の「花時間」では、カメラマンの方が撮られていますね?

一流のカメラマンの方とお仕事できるのは本当に幸運!本番前にフレームをのぞかせてもらうたびに、こんな風に撮るのかと学んでいます。一番びっくりしたのは、写真になると実物と見え方が異なるために生じるアンバランスを、カメラマンさんが「意図されてのことだったら悪いんだけど」と遠回しに指摘してくださるんです。確かにそこを直すと明らかによくなって…。

京都の古い町並みにしっくり溶け込む「アトリエ・プーゼ」。

緊張感のある現場でしょうが、いい刺激がもらえそうですね?

アトリエには浦沢さんの好きな天使のモチーフも。仕上がりをチェックしているつもりでも、主観的にしか見ていないんだと気付かされました。作品を仕上げていくとき、こだわった箇所への思いが先走ると、全体が見えにくくなるんですね。仕上げた作品をクオリティのある写真として残すには、「最終チェックができる目」が大事だという大切なことをカメラマンさんから教えていただいたのです。

教えちゃいます!TIPS

簡単アレンジ “カフェオレボウルに季節の花を”

[写真]用意するもの形が可愛いけれど口が広がっているので、アレンジしにくいカフェオレボウル。浦沢さんに、身近なツルものの観葉植物を利用して花留めにする、こんなテクを教えてもらいました。季節の花で応用してみてくださいね。

用意するもの:
アイビーなどのツルもの(写真はトキワイチゴ)、季節の花(写真は菜の花)、カフェオレボウル
STEP.1
カフェオレボウルに合う大きさに、ツルをくるんと曲げて輪っかを2つ作ります
STEP.2
水を張ったボウルにグリーンの輪っかを無造作に置いて。
STEP.3
バランスを見ながら花を活けます。

カフェオレボウルアレンジの手順

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